妙法寺追儺式(ついなしき)
近所のお寺でお正月3日、古式ゆかしい鬼踊りの行事があります。 コロナで4年ぶりの開催となりました。私はここにうん十年も住んでいますが見に行ったのはほんの数回。。デジブック時代に2つアルバムを発表しています。それらはもう見られないですからZUISOで改めて投稿したいと思いました。人が多い上に前に人が来ると私の背丈では見えなくてね。(笑)私の姿をご想像ください。あまりよい写真は撮れませんでした。 白鬼、黑鬼、そして子鬼あわせて10匹が主役。 伝統的な衣にクズのつるを巻き付けて、木彫りの重そうなお面を被り力強く踊ります。本堂の回廊をほんものの松明を持って火の粉をまき散らしながらドンドン力強く踊ります。ホラ貝や和太鼓に合わせて。 この鬼たちは節分で「鬼は外」の鬼ではなくて、この地の人々のために五穀豊穣、無病息災、安寧を祈ってくれるという「善鬼」なのだそうです。災いを振り払い福をもたらすというもの。 どうりで滑稽な顔の鬼もいましたよ。(笑) ここでは鬼の一行がお伊勢参りをする旅の様子を表してしているとか。 平安から続くという市の無形民俗文化財。 追儺式はこの近辺では神社やお寺でよくある伝統行事のようです。他へは行ったことがありませんが 写真で見ると装束もお面もそれぞれ特色がありそれらの謂れがどうちがうのかちょっと確かめたくなりました。 少しずつ日程がずれているみたいですからもうひとつふたつ行ってみたいと思っています。 追記 この日の夜にナントこの妙法寺でボヤ騒ぎがあったそう。追儺式で使った松明の火の粉から?とニュースでありびっくり。4時には終わっていたはずですが3時間半も経って出火?大したことはなかったそうでほっとしました。その都度はっぴ姿のおじさんたちが火の粉を掃いて集めていたようでしたが。
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